3.2 地震発生時と避難

① 地震発生時

 

(1) まず家具の転倒などから身を守るため、テーブルや机の下に身を隠す。

(2) 調理中の場合、台所は熱湯・油によるやけど、刃物その他によるケガのリスクが高いので、まず台所から離れる。震度5強以上でのガス供給の自動停止が義務付けられている。

(3) 慌てて外に飛び出さない。当パークシティの扉と枠は耐震保証されている。

(4) 揺れが収まったら、

・床に散乱するガラスで怪我しないようスリッパ(停電中なら懐中電灯も)を確保

・火気の始末・初期消火、ブレーカーを切る(ヒーターや白熱電球等に可燃物が接触していないか確認)

・携帯、ラジオ、一斉放送等で津波や火災の情報の確認

(5) 住戸内の確認が済んだら、扉に安全確認ステッカーを貼り出し※1、※2、向い、上下階の安否確認、救援、初期消火への協力(消火器は手前から奥に向かって、左右にほうきで掃くように。天井に火が回ったら消火器では対応不可)

 

※1:高齢者、障害者、難病患者、乳幼児、妊産婦、外国人などの方(要配慮者)、とりわけ災害発生時の避難等に特に支援を要する方(避難行動要支援者)は、防災・防犯協議会が毎年行う「要援護者マップ」アンケート調査で必要事項にご回答ください。

 

※2:上記アンケートに関わらず、地震によって支援が必要となった方は、安否確認ステッカーの通信欄に「支援求む」とお書きください。


② 避難

  • 大きな地震が発生したら、管理センターからの津波警報等の一斉放送がなくても、居住者それぞれが防災ラジオ等で津波情報を収集し、また、どこかで火災が発生していないか周辺の状況を把握してください。
  • 1階の居住者は、念のため、近隣居住者にも呼び掛けつつ階段の3階以上に速やかに避難してください。
  • 延焼の恐れがある住戸は延焼の恐れのない隣の階段に避難。ただしその際津波浸水の恐れ がある場合は、バルコニーの隔壁板を蹴破って隣の安全なバルコニーに避難※。
  • エレベーターは使用しない。

 

 ※:たとえ津波の心配がない場合であっても、泥亀一丁目公園多目的広場は、最新情報が入手できずトイレもないため、避難先としては適切ではありません。また、地域防災拠点(八景小学校)で当パークシティに割り当てられている避難スペースは数世帯分しかないので、やはり避難先として適切ではありません。

 ただし、実際に床上浸水、出火・延焼した居住者、並びに、要配慮者・避難行動要支援者の避難生活場所については、対策本部にご相談ください。


③ エレベーター


④ 外出中

 〇屋外にいるとき

・頭を保護して一時避難

・壁や崖、海、川には近づかない

 ○ビル・地下にいるとき

・施設の責任者等の指示に従って落ち着いて行動

 ○電車に乗っているとき

・乗務員の指示に従い冷静に行動

 ○川や海にいるとき

・津波の恐れがあるため、できるだけ高いところに避難